米国 AAFCO(米国飼料検査官協会)が 2008 年に正式定義したペットフード用語で、原材料と製造工程の両方が人間用食品基準を満たすことを指します。
AAFCO の定義では、すべての原材料が「人間用食品(human food)」として法的に流通可能であることに加え、製造・保管・輸送のすべての工程が FDA / USDA / FSIS の人間用食品基準を満たす必要があります。
「材料が人間用」だけでは不足し、工場も人間用食品工場として認可されていることが要件です。
どんな犬におすすめか
食の安全性を最優先したい飼い主、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎で原材料の質に敏感な犬、シニア犬や子犬など免疫機能が安定しない時期の犬におすすめです。
トレーサビリティが明示されているため、何にどう反応したかを切り分けやすい点も実務的に役立ちます。
どんな犬には必須でないか
健康に問題がなく既存フードで毛艶も食欲も安定している犬では必須要件ではありません。AAFCO Feed Grade(飼料グレード)でも安全性は法的に担保されています。
ヒューマングレード=絶対安全という単純な二項対立ではない点に注意してください。
価格は約1.5〜3倍になるため、家計とのバランスも重要な判断材料になります。
無添加・国産・オーガニックとの違い
無添加は合成添加物の不使用、国産は製造国の話、オーガニックは有機認証を受けた原材料を指します。
ヒューマングレードはこれらと独立した概念で、組み合わせて評価できます。「国産ヒューマングレード」「無添加ヒューマングレード」のように複合表記も可能です。