アレルギーをフードで支える基本は、次の3方向です。
1. 加水分解タンパク
2. 新奇タンパク + 限定原材料
3. グレインフリー
獣医がアレルギーを診断するときに行う「除去食試験」では、これまで食べたことのないタンパク源(鹿・カンガルー・馬など)と単一の炭水化物だけで6〜8週間試し、症状が落ち着くか確認します。市販フードでもこの考え方に沿った設計が広がっています(世界小動物獣医師会 WSAVA 2017 ガイドライン)。
もう一つのアプローチが加水分解タンパクで、タンパク質をあらかじめ酵素で細かく分解しておけば、犬の体は「異物」と認識しにくくなり、アレルギー反応が起きにくくなります。
うちのこフードラボはこの考え方を踏まえ、加水分解タンパク・新奇タンパク+限定原材料・グレインフリーの3要素で評価しています。
1. 加水分解タンパク または 新奇タンパク + 限定原材料
「強くおすすめ」の中核条件で、どちらかのアプローチを満たしていることが望まれます。
- 加水分解タンパク: タンパク質を酵素で細かく分解した成分。WSAVA は「分子量1万(10kDa)未満」を非アレルゲンの目安とし、療法食では 3000(3kDa)未満まで絞り込まれた製品もあります
- 新奇タンパク + 限定原材料: 1つのタンパク源 + 1つの炭水化物源で構成され、原材料リストが短く整理された設計
- 新奇タンパクの例: 鹿肉・カンガルー・馬肉・鴨・七面鳥・白身魚など、これまで食べたことのないタンパク源
2. グレインフリー
小麦・トウモロコシ・大豆など主要な穀物アレルゲンを排除した設計です。グレインフリー単独では「アレルギー対応」とは言えませんが、本サイトでは加水分解 / 新奇タンパク + 限定原材料 と組み合わせた「強くおすすめ」加点条件として運用しています。
3. 個別アレルゲン排除(鶏 / 牛 / 小麦 等)
すでに反応するアレルゲンがわかっている場合は、その食材を含まない商品を選びます。
- 原材料の完全開示: 「肉副産物」のような曖昧表記がなく、具体的な食材が明記されている
- タンパク源の明示: 「チキン」「ラム」「サーモン」など具体的な食材名で記載
うちのこフードラボの評価基準
アレルギー対応商品を 強くおすすめ / おすすめ / 候補 の3段階で評価しています。
| 評価 | 条件 |
| 強くおすすめ |
アレルギー対応訴求あり + (加水分解タンパク または 新奇タンパク + 限定原材料) + グレインフリー |
| おすすめ |
アレルギー対応訴求あり、または訴求なしでも (新奇タンパク + 限定原材料 + グレインフリー) の3要素クリア |
| 候補 |
グレインフリー / グルテンフリー / 単一タンパク / 加水分解タンパク / 新奇タンパク のいずれか |
このページのランキングは「おすすめ」以上の36商品から、独自スコア(安全性・原材料・食いつき・コスパ)の高い順に紹介しています。